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2006年1月25日 (水)

ITベンチャーの闇?

ホリえもんが逮捕され、各社の報道パターンも若干変わってきた中で、面白い記事を発見。

「ヒルズ意気消沈、『同類視は心外』 ライブドア事件」

http://www.asahi.com/special/060116/TKY200601240251.html

この記事の中でこういう文面がある。

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 一方、ヒルズの近くににあるIT関連企業の30代前半の社長は「決算の粉飾や違法行為(の摘発)がライブドア以外の企業にも波及すれば、日本のベンチャーは崩壊する。それが一番怖い」と話す。

 ITベンチャーにはライバルが多く、上場できたとしても、次々と新しいビジネスモデルを示さないといけない。「あり得ないほどの成長予測を打ち出さないと株価はすぐ下がってしまう。仲間うちでは『上場してもいいことない』という声もあがっている」

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このIT関連経営者のコメントが真実なら、「ITベンチャーの言う経営上の事項は信用できない」ことを自ら認めたことになる。私だったらここを見出しに取るが。いずれにせよ、世間のITベンチャーの中に相当数の「虚業」が紛れ込んでいることは、この発言から見ても疑いようのない部分だろう。

先日のこのブログで、893マネーで学生起業したITベンチャーを取り上げた。実はこの会社を取材した前後、同じ県でITベンチャー関連の○暴関係不祥事が次の通り続発。

  • 失業保険関係の助成金不正受給でITベンチャーの社長らが相次ぎ逮捕。「指南役」は暴力団幹部
  • 辞めた役員に「会社の機密を持ち逃げ」と因縁をつけ、都内から700キロ離れたその会社の事務所まで拉致。組員と経営者が殴る蹴るの暴行を働き逮捕。

これって単なる偶然だろうか? この県が主要政策として、手厚い保護・助成制度でIT起業を促進していることと関係はないのだろうか?

そろそろ、「ITベンチャーへの公的支援は、893のシノギに助成出すのと同じ」という声が出てくるような気がする。ITベンチャーに893が巣食った例として、リキッドオーディオ事件があるが、IT業界も投資家も、この事件から何も学んでいないようだ。生扉問題で、リキッドオーディオの時と同じ暴力団の名前が囁かれているのも、気になるところだ。

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