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2006年3月11日 (土)

厚顔無恥(続)

15日に行われる、滋賀新聞元編集局長の講演が迫ってきた。それにしてもこの講演、解せない点がいくつもある。

一つは、今回の講演が「一般に広く公開された場」で行われるということ。
前回の京都R谷大のシンポは、あくまでR谷大大学院の講義の一環として行われたもので、誰でも参加できる性質のものではない。私がたまたま日本マス・コミュニケーション学会の会員なので招待状が届き(マス・コミ学会の会員名簿には私の所属も明記してあるので、招待状を送付したことはある意味では杜撰なのだが)、偶然に開催を察知できた。
ただ今回は申し込めば誰でも参加できる、大津のNPOの勉強会という位置付け。ホムペなどで広くPRされている。話す内容は6日のこのブログでも指摘した通り、R谷大でのシンポの時と同じく、「滋賀新聞の社員のレベルが低かったために新聞発行を維持することができなかった」という点を強調するだろうから、オープンな場で話すべき内容かどうかは議論の分かれるところ。まあ常識的には公的な場でこういう言動は不適切なんだろうが。

もう一つは、なぜこの時期にということ。
滋賀新聞の一般株主らの一部が、法廷で経営陣の責任を追及する動きを見せていることも本ブログ既報の通りだが、会社側の「訴訟回避」に向けた和解・示談交渉は難航している模様で、いくつかの株主はすでに提訴に向けた動きを強めている。また会社に対する破産宣告も先日あり、今月末までが管財人への債権届け出期間。一部債権者への駆け込み弁済問題もあり、その後の債権者集会がすんなり終わるとも思えない。元編集局長は取締役でもあり、管財人や債権者、株主らから責任追及を受ける立場である。不用意な発言をしようものなら自ら墓穴を掘る結果となる。
ある問題で「再就職が非常に困難」な某人物を、強引な方法で都内某社に押し込むことに成功したとも言われているから、そのせいで気が緩んだのか。この元局長、滋賀新聞存命中に知り合った、私のかつての上司でもある某東京タイムズOBと今も連絡を取り合っており、私は纏わり付かれているようで非常に気分が悪かったのだが、某人物の再就職の話を聞いて納得した。
もっともこの元局長、他の多くの社員の再就職斡旋には冷淡だったようで、15日の講演で私の予測通りの内容を話せば、明らかな「言われなき再就職妨害」になるだろう。

滋賀新聞の実質親会社のセンサーメーカーの定時株主総会は25日。このセンサーメーカー、JPモルガングループが法人の筆頭株主になったことが明らかになっている。このセンサーメーカートップでもある滋賀新聞社長とその一族の保有株式の変動によっては、JPモルガンの一件が「20億円の個人保証債務処理」という見方をされかねない。すでに名義が滋賀新聞社長に移っているともいわれるマンションデベロッパーの資産処分も、新築時の半値以下という大幅ディスカウントを行っているのにもかかわらず芳しくないようだし、センサーメーカー株主総会や滋賀新聞債権者集会を前に、社長らは相当苦しい立場のはず。

15日を境に、再び滋賀新聞周辺に焦臭さが充満するのは必至の情勢だ。

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